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新型プレリュードのリセール価値は?価格やスペックなど徹底解説

HONDA

約24年ぶりの復活を遂げ、大きな話題を呼んでいる新型プレリュードのリセール価値について、気になっている方も多いのではないでしょうか。

ホンダのプレリュードは2025年に発売されるのですか?という疑問から、新型プレリュードは何年ぶりの復活ですか?といった基本的な情報、そして新型プレリュードの価格はいくらですか?という具体的な金額まで、多くの関心が寄せられています。

この記事では、注目のスペックや馬力、そして気になる新型プレリュードの燃費は?といった走行性能に関するデータに加え、クーペならではの寸法や後部座席の実用性、さらにはMT設定の有無といった詳細を徹底的に掘り下げます。

また、厳しい購入条件やプレリュード専門店の存在がリセール価値にどう影響するのか、多角的な視点から分析し、その資産価値を予測します。

この記事のポイント

  • 新型プレリュードの価格や性能など基本的なスペックがわかる
  • リセール価値を左右するプラス要因とマイナス要因を把握できる
  • 購入のハードルや知っておくべき注意点が明確になる
  • 将来的な資産価値の予測を立てるための情報が得られる

新型プレリュードのリセール価値を読み解く基本情報

HONDA

  • ①新型プレリュードは何年ぶりの復活ですか?
  • ②新型プレリュードの価格はいくらですか?
  • ③注目されるハイブリッドのスペック
  • ④気になるe:HEVの馬力と性能
  • ⑤新型プレリュードの燃費は?
  • ⑥クーペならではの寸法とサイズ感

①新型プレリュードは何年ぶりの復活ですか?

新型プレリュードは、2001年に生産を終了した5代目モデル以来、実に約24年ぶりの復活となります。

1978年に初代が登場して以来、プレリュードは常に時代の最先端を行くスペシャリティクーペとして存在感を発揮してきました。

特に1980年代に登場した2代目や3代目は、リトラクタブルヘッドライトや先進的な4輪操舵システム(4WS)などを採用し、スタイリッシュなデザインと相まって「デートカー」として一世を風靡しました。

当時の若者たちにとって、プレリュードは憧れの存在だったのです。

しかし、バブル崩壊後のクーペ市場の縮小という時代の流れには逆らえず、2001年に5代目の歴史に幕を閉じました。

そのため、今回の復活は往年のファンにとっては感慨深いものであると同時に、プレリュードを知らない若い世代にとっては、新鮮でプレミアムなスペシャリティスポーツクーペの登場として受け止められています。

②新型プレリュードの価格はいくらですか?

新型プレリュードの価格は、単一グレード設定で6,179,800円(税込)と発表されています。

この価格は、多くの市場関係者の予想を上回るものであり、そのポジショニングを明確に示しています。

例えば、主要な国産スポーツカーと比較すると、その価格設定がより際立ちます。

車種 価格帯(税込)
ホンダ 新型プレリュード 6,179,800円
日産 フェアレディZ 5,497,800円~
トヨタ GRスープラ (SZ-R) 6,400,000円
ホンダ シビック・タイプR 5,489,000円

このように、サーキット志向のシビック・タイプRをも上回り、フェアレディZやスープラの一部グレードとも競合する価格帯です。

この強気な価格設定には、ホンダの明確な意図があります。

プレミアム価格の理由

  • 専用設計のボディ
    シビックのような量産車ベースではなく、流麗なクーペフォルムを実現するために多くのボディパネルが専用設計となっています。これは少量生産のための高価な金型を必要とし、1台あたりのコストを押し上げています。
  • 充実した標準装備
    BOSEプレミアムサウンドシステム、Google搭載の9インチHonda CONNECTディスプレイ、先進安全運転支援システム「ホンダセンシング」のフルパッケージなどが標準で搭載され、「全部乗せ」の状態です。
  • 先進技術への投資
    高性能なe:HEVシステムや新制御技術「S+シフト」、シビック・タイプR譲りのシャシーに統合されたアダプティブ・ダンパー・システムなど、技術的に非常に高密度な車両です。
  • 限定生産による希少性
    日本国内における月産計画台数が約300台と少なく、販売台数を追うのではなく、希少で特別なモデルを創出する戦略が取られています。

単に価格だけを見ると高価に感じるかもしれませんが、その中身を詳しく見ると、ホンダのこだわりと技術が凝縮されていることが分かりますね。

これは、かつての「手頃なデートカー」とは全く異なる、成熟した大人向けのプレミアムカーへの変貌を意味します。

この点がリセール価値にどう影響するのか、非常に興味深いポイントです。

③注目されるハイブリッドのスペック

新型プレリュードの心臓部には、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」が搭載されています。

これは、熱効率に優れた2.0L直噴アトキンソンサイクルエンジンと、駆動用・発電用の2つのモーターを組み合わせた先進的なパワートレインです。

このシステムの最大の特徴は、走行シーンに応じて3つのドライブモードを自動で切り替える点にあります。

エンジンは常に最も効率の良い状態で稼働するように制御されており、これが優れた燃費性能とEVのような滑らかな走りを両立する秘訣です。

e:HEVの3つの走行モード

  1. EVモード
    バッテリーの電力のみでモーターを駆動して走行。静かでスムーズな走り出しを実現します。
  2. ハイブリッドモード
    エンジンで発電し、その電力でモーターを駆動。力強い加速が必要な場面で活躍します。
  3. エンジンモード
    高速道路などでの巡航時、エンジンの力で直接タイヤを駆動。最も効率の良い走りを実現します。

(出典:Honda公式サイト e:HEV)

ドライバーは特別な操作をすることなく、システムが常に最適なモードを選択してくれるため、意識することなく効率的で気持ちの良いドライブを楽しむことができます。

④気になるe:HEVの馬力と性能

新型プレリュードのパワートレインは、単純な最高出力(馬力)の数値だけでは語れない、複合的な性能を持っています。

公表されているスペックは以下の通りです。

項目 最高出力 最大トルク
エンジン (2.0L直噴) 141ps 182Nm (18.6kgm)
モーター 184ps 315Nm (32.1kgm)

ここで最も注目すべきは、モーターが発生する315Nmという強大なトルクです。

これは3.0LクラスのV6ガソリンエンジンに匹敵する数値であり、電気モーターの特性上、アクセルを踏んだ瞬間から最大トルクを発生させることができます。

そのため、街中でのストップ&ゴーや高速道路への合流などで、非常に力強く、レスポンスの良い加速感を味わえます。

システム全体の最高出力は約200〜210psと推定されており、絶対的なパワーを追求するのではなく、モーター駆動による応答性の良さと高い効率を両立させた、洗練されたパフォーマンスを目指していることがわかります。

シャシーは世界的に評価の高いシビック・タイプR譲りの高性能なものを採用しており、パワーをあえて抑えることで、シャシー性能を安全に存分に引き出せるという、まさに「玄人好み」の絶妙なバランスを実現しています。

⑤新型プレリュードの燃費は?

新型プレリュードの燃費性能は、そのスポーティな見た目からは想像できないほど優れています。

国土交通省審査値であるWLTCモードでの燃料消費率は以下の通りです。

新型プレリュード 燃費(WLTCモード)

  • 総合:23.6 km/L
  • 市街地モード:20.6 km/L
  • 郊外モード:26.1 km/L
  • 高速道路モード:23.5 km/L

(参照:Honda公式サイト 性能・安全)

これは、同じスポーツクーペ市場の競合車種と比較して圧倒的な数値です。

例えば、日産フェアレディZ(WLTCモード 10.2km/L)やトヨタGRスープラの2.0Lモデル(WLTCモード 12.1km/L)と比較すると、その差は歴然です。

燃料費を大幅に抑えることが可能で、長距離を走るグランドツアラーとしての適性も非常に高いと言えます。

この卓越した燃費性能は、高効率なe:HEVシステムの賜物であり、新型プレリュードの大きな魅力の一つです。

「走る楽しさ」と「優れた経済性」という、従来は両立が難しかった要素を高次元で融合させている点は、リセール市場においても高く評価される重要なポイントとなるでしょう。

⑥クーペならではの寸法とサイズ感

新型プレリュードは、古典的なクーペの美学に則った、ワイド&ローなプロポーションが特徴です。具体的なボディサイズ(寸法)は以下の通りです。

  • 全長:4,520mm
  • 全幅:1,880mm
  • 全高:1,355mm
  • ホイールベース:2,605mm
  • 車両重量:1,460kg

特に注目すべきは、1,880mmという堂々たる全幅です。

これにより、非常に安定感のある、どっしりとした力強いスタンスが生まれています。

しかし、このサイズは日本の交通環境においてはメリットばかりではありません。

全幅1,880mmの注意点

日本の都市部では、機械式駐車場の多くが全幅1,850mmまでという制限を設けています。

これは、一般的な駐車パレットの規格サイズに基づいています。

新型プレリュードはこの規格を30mm超過してしまうため、日常的に利用する駐車場が見つかりにくい、あるいは月極料金が高額になる可能性があります。

購入を検討する際は、自宅や職場の駐車環境を事前にくまなく確認することが非常に重要です。

この点は、リセール時の買い手を選ぶ要因、つまり査定額に影響する可能性があることを念頭に置くべきです。

一方で、その存在感のあるスタイリングは所有する満足感を大いに高めてくれるでしょう。

実用性とデザイン性のバランスをどう捉えるかが、この車を評価する上での大きなポイントとなります。

新型プレリュードのリセール価値を左右する独自要因

HONDA

  • ①MT設定はないがS+シフトを搭載
  • ②後部座席の広さと実用性を検証
  • ③厳しい購入条件が希少性を高める
  • ④プレリュード専門店の存在が価値を支える
  • ⑤ホンダのプレリュードは2025年に発売されるのですか?
  • ⑥まとめ:新型プレリュードのリセール価値

①MT設定はないがS+シフトを搭載

新型プレリュードには、残念ながら伝統的なマニュアル・トランスミッション(MT)の設定はありません。

この点に落胆した純粋なスポーツカーファンも少なくないでしょう。

リセール市場においても、MTモデルは高値で取引される傾向があるため、これは一見マイナス要因に見えます。

しかし、ホンダはその代わりに全く新しい運転体験を提案してきました。それが「Honda S+ Shift(エスプラスシフト)」です。

これは、モーター駆動が主体でありながら、パドルシフターを操作することで、あたかも8速の有段トランスミッションで変速しているかのようなダイレクトな感覚を擬似的に再現する、ホンダ独自の制御技術です。

S+シフトがもたらす体験

  • ダイレクトな変速感
    仮想の変速に合わせて緻密にエンジン回転数をコントロールし、鋭いシフトフィールを実現します。
  • 没入感を高める演出
    シフトダウン時のブリッピング(エンジン回転を合わせる音)までシミュレートされ、エンジンサウンドとメーター表示が連動することで、運転への没入感を高めます。
  • 新しい操る楽しさ
    ドライバーが積極的に運転に関与できる「操る楽しさ」を、電動化時代に合わせて再解釈しています。

これは真のMTの代替品ではありませんが、一般的なCVTや単速のEVにはない、リズミカルな運転体験を提供します。

この革新的な技術が市場でどのように評価されるかが、今後のリセール価値を占う上で非常に重要な鍵となります。

もしこれが「ハイブリッド時代の新しい楽しさ」として受け入れられれば、MTがないというデメリットを補って余りある、プレリュード独自の価値となる可能性があります。

②後部座席の広さと実用性を検証

新型プレリュードは、2ドアクーペでありながら4人乗りのパッケージングを採用しています。

クーペの後部座席はあくまで補助的なもの(2+2シーター)と捉えられがちですが、プレリュードは実用性にも最大限配慮されています。

実際に乗り込んでみると、前後方向の足元空間は小型クーペとしては「意外なほど広い」と評価されており、前席のポジション次第では大人が座ることも十分可能です。

しかし、美しいデザインと引き換えに、いくつかの制約もあります。

後部座席の注意点

流れるようなルーフラインのため、頭上空間にはあまり余裕がありません

身長が高い方だと、頭がリアガラスや内張りのCピラーに触れてしまう可能性があります。

そのため、大人4人での長距離ドライブは、後席の乗員にとっては少々窮屈に感じられるかもしれません。

とはいえ、短距離の移動や、手荷物置き場として、あるいは時々人を乗せるためのスペースとしては十分に機能します。

さらに、ラゲッジスペースは60:40の分割可倒式リアシートを倒すことで広大なフラットスペースを作り出すことができ、9.5インチのゴルフバッグを2個積載可能な実用性も確保しています。

フェアレディZのような完全な2シーターモデルと比較すると、この実用性の高さは大きなアドバンテージであり、リセール市場でもより幅広い層にアピールできる要素となるでしょう。

③厳しい購入条件が希少性を高める

新型プレリュードは限定生産モデルであり、誰でも簡単に購入できるわけではありません。

特にオンライン限定モデル「Honda ON Limited Edition」などでは、非常に厳しい購入条件が設定されることが公式サイトで示唆されています。

例えば、過去のホンダの限定モデルの販売実績から推測すると、以下のような条件が考えられます。

予想される購入条件の例

  • Hondaの会員サービス「Honda Total Care」の長期会員であること。
  • 特定のディーラーとの間に過去数年間で複数台の取引実績がある優良顧客であること。
  • 申し込みが多数の場合は抽選となり、上記のような顧客が優先される。
  • 支払い方法が現金一括のみに限定される場合がある。

これは、ホンダが意図的に行っている「ゲートキーピング(門番)」戦略です。

この戦略の目的は、短期的な利益を目的とした投機的な転売(いわゆる転売ヤー)を防ぎ、本当にこの車を愛してくれる熱心なブランドの支持者に最初のロットを届けたいという想いがあるからです。

結果として、市場に出回る台数が人為的に厳しく制限され、発売直後から強い希少性が生まれます。

この「欲しくても買えない」という状況は、初期の中古車市場の価格を新車価格以上に押し上げる直接的な要因となり、高いリセールバリューを維持する上で非常に強力な追い風となるでしょう。

④プレリュード専門店の存在が価値を支える

新型プレリュードのリセール価値を長期的な視点で考えたとき、見逃せないのが歴代プレリュードを専門に扱う、情熱を持ったショップの存在す。

日本国内には、福岡の「COLOR CONCEPT」や埼玉の「クラインクラフト」のように、何十年も前からプレリュードの販売、メンテナンス、レストア、そしてカスタマイズを手掛けてきた専門店がすでに存在します。

彼らは、プレリュードという車に関する深い知識と愛情を持ち、オーナー同士をつなぐコミュニティの中心的な役割を担っています。

こうした専門店の存在は、車が古くなっても安心して乗り続けられるという、オーナーにとっての大きな安心材料になります。

メーカーでの部品供給が終了した後でも、独自のネットワークで部品を探してくれたり、特殊な修理に対応してくれたりすることが期待できます。

この既存のインフラと熱心な愛好家コミュニティは、新型モデルにとっても極めて重要な資産です。

強力なアフターマーケットと専門的なサポートネットワークは、車が将来「ネオクラシックカー」として価値を維持していく上で不可欠な要素です。

このような熱心なコミュニティに支えられていることは、新型プレリュードの長期的な資産価値を安定させる上で、間違いなく強力なプラス要因となります。

⑤ホンダのプレリュードは2025年に発売されるのですか?

結論から言うと、新型プレリュードは2025年9月5日に発売されました。

2023年のジャパンモビリティショーでコンセプトモデルが世界初公開されて以来、多くの自動車ファンの間で発売時期が注目されていましたが、ついに市場に登場した形です。

発表によると、新車販売オンラインストア「Honda ON」では初年度専用モデル「Honda ON Limited Edition」の申し込み受付が行われるなど、その販売方法も現代的です。

長年の沈黙を破っての登場は、ホンダが電動化時代における新たなスポーツカーのあり方を提案する、まさに「前奏曲(プレリュード)」となるモデルと言えるでしょう。

開発の背景

このプロジェクトは、当初から「プレリュード復活」を目的としていたわけではありませんでした。

開発は、電動化が進む未来において、ホンダらしい「走る楽しさ」を提供できる新しいハイブリッドスポーツカーを創出することからスタートしたのです。

その開発コンセプトを最もよく体現する象徴として、栄光の歴史を持つ「プレリュード」の名が与えられました。

つまり、単なるノスタルジーからの復活ではなく、未来を見据えたホンダの戦略的な一手と捉えることができます。

この背景は、新型プレリュードのキャラクターとリセールバリューを考える上で非常に重要なポイントです。

まとめ:新型プレリュードのリセール価値

ここまで、新型プレリュードのリセール価値について、そのスペックから市場背景まで多角的に分析してきました。

最後に、この記事の要点をリスト形式でまとめます。

  • 新型プレリュードは2025年9月5日に発売された記念すべきモデルである
  • 1996年に登場した5代目以来、約24年ぶりの待望の復活となる
  • 価格は6,179,800円で、競合の国産スポーツカーより高価なプレミアム設定
  • 価格の背景には専用設計ボディや豪華な標準装備、先進技術への投資がある
  • パワートレインは高効率な2.0Lのe:HEVハイブリッドシステムを採用
  • モーターの最大トルクは315Nmと3.0Lエンジン並みに非常に強力
  • 馬力(システム最高出力)は約200〜210psと推定され、シャシー性能とのバランスを重視
  • 燃費はWLTCモードで23.6km/Lと、スポーツカーとしては極めて優秀
  • 寸法は全長4,520mm、全幅1,880mmとワイド&ローで存在感がある
  • 全幅が広いため都市部での駐車場の制約には注意が必要というデメリットも存在する
  • 後部座席は実用性も考慮されているが、大人の長距離移動には不向き
  • MT設定はなく、代わりに新技術「S+シフト」で新たな操る楽しさを提案
  • 厳しい購入条件と限定生産により、初期の希少性が非常に高い
  • 歴代モデルを支える専門店の存在が長期的な資産価値を後押しする
  • これらの独自性と希少性から、新型プレリュードは高いリセール価値が期待できる

最後までお読み頂きありがとうございます♪

 

 

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